発泡する時代

泡を通して時代を見つめる春の七草みたいな、目薬が恐くて瞬いちゃうような日記です

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第41回:ゲド戦記

今更ながらゲド戦記を見た。たくさんの謎が残った...本当に後味の悪い作品だった。とりあえず思いつく疑問点を挙げてみる
まず、主人公アレンが父親を殺した理由が分からない、これは劇中でも本人が「分からない」と吐露しているのだが、そもそもこの父親殺しが必然だったのかも謎なのだ、死に対する不安、あるいは王子としての重圧があったということで、哲学的に深く悩み、それだけでも城を抜け出す理由には足ると思うのだが、無理矢理罪を背負わせた感が否めない。
第二に「大賢人」とはいったい何なのか、さらにクモ、あるいはテナーさんと過去に何があったのか、いったん過去の出来事を示唆したのならきちんと描写すべきだったのではないか。
次になぜクモが腕を切られただけで精神的にも、肉体的にも弱り果ててしまったのだろうか、魔法で鍛えられた剣にそれほどの力があるというのだろうか、だとしたらその説明も乏しい。
さらに、テルー、竜だったのかー!!っていう謎ね。
最後に世界の均衡のくずれについてどう崩れているのか、いったい何が崩れているのかあまりにも抽象的すぎて分からなかったということね、自分流の解釈をつければなんとでもとれるのだが、それでいいの??いいの?ほんとに?

まあこういう訳で、本当に後味の悪い作品でした。どうやら原作があるらしくて wikipediaによると「世界3大ファンタジー」の一つにあげられるほどの大作らしい、やっぱり理論の整合性を合わせるなら指輪物語みたいに数回に分けることで納得のいくようにするべきなんじゃないかな。 テーマに関しても「死を恐れないで生きる」みたいなことだったと思うんだけど、黒澤明の「生きる」の方がよっぽど感動したし、心にしみいったものだ。もののけ姫はよかったなー、たぶん「文明(人間)と自然の共存」ってことだったと思うんだけどさ、本当に自然に対する畏怖を忘れずにいなきゃなって思ったもん。

とにもかくにも原作を読んでみないことには始まらない、っていうか、原作読むこと前提なのかよ、勘弁してよ。マジで。
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